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これはジブリじゃないよ:ルパン三世 カリオストロの城

ルパン三世 カリオストロの城(1979年 日本)

 

スタッフ

監督 宮崎駿

脚本 宮崎駿、山崎晴哉

原作 モンキー・パンチ

 

キャスト

 山田康雄

 納谷悟朗

 小林清志

 井上真樹夫

 増山江威子

 島本須美

 石田太郎

 

あらすじ

 盗み出した大金がゴート札と呼ばれる偽札であることに気づいたルパンと次元は、ゴート札の秘密を探るため、カリオストロ公国へやって来た。そして謎の男たちに追われていた少女クラリスを助けるのだが……。

 

予告編

ルパン三世 カリオストロの城 デジタルリマスター版 予告編

 

先々週の金曜の夜、ザッピングしてたら金曜ロードショーで放映していたので途中からだったけど、改めて観てみた。

とは言っても、DVDで持っていてすでに10回以上見ているし、昔々は音声のみのレコードを持っていたくらいの大ファンである。恥ずかしながら、ほとんどセリフまで覚えているくらいだ。

 

こういう評価の定まった、面白いに決まっている作品について何を書けばいいのか、正直迷うところである。何がどう面白いかはすでに日テレで10回以上テレビ放映されているので誰しも知っているし、裏話的な話題もほとんど巷間に流布されているものと思う。

 

そんなわけであまり難しく考えず個人的に好きなシーン(シークエンス)を3つセレクトしていかに素晴らしいかを少しだけ書いてみたい。

 

その1 カーチェイス

ルパンのフィアットとクラリスのシトロエン、悪漢のアメ車(?)、三つ巴のカーチェイス。

今でもあのBGMがかかると「まくるぞー!」と叫びだしたくなるほどの興奮が蘇る。

あのジャズ調のルパンのテーマと画面の動きのテンポがバチッと合致していて本当に素晴らしい。

スピルバーグも絶賛したらしいのもうなずけるというもの。

 

その2 銭形に変装して城に潜り込んで落とし穴に落とされるまで

長いか?

アニメーションって絵の動きが命であることを証明するシークエンスである。

水道橋でのルパンの滝登り、グスタフ他衛士隊に追いかけられるルパン、屋根を登り駆けおりるルパンなどのシーンがコナン三世と揶揄されつつも動きで表現しきっていて本当に素晴らしい。

 

その3 あなたの心です

説明不要

(くさいけどね、そこがまたなんとも…)

 

死ぬまでにあと何回カリ城を見ることができるだろうか?