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YMO40 「NEUE TANZ」を聞いて思ったこと

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結成40周年

Yellow Magic Orchestraをご存知だろうか。略称のYMOといった方が通りがよいかもしれない。 細野晴臣、高橋幸宏、坂本龍一によるテクノユニットである。

細かいことを知りたい方はこちらを。

今年は結成40周年とのことで記念サイトが開設されたり、TOWA TEI選曲監修によるアニヴァーサリー・コンピレーション「NEUE TANZ(ノイエ・タンツ)」が発売されたりしている。


YELLOW MAGIC ORCHESTRA 「NEUE TANZ」

YMOとの出会い

僕は中学生の頃にYMOにはまり、途中あまり聞かなくなった時期はありつつ、かれこれ35年くらいのお付き合いである。

最初に聞いたのは「ライディーン」で、親戚のおばさんに連れられて行った愛知県小牧市にあったユニーというスーパーの売り場で流れていた。小学生だったと思う。


【いい音で】RYDEEN ~ YMO(1979 original)

衝撃的だった。

と書きたいところだが正直に言うと

「なんだこりゃ? 不思議な音楽だな」

と感じたと記憶している。

もともとシンセサイザーという楽器(というかシステム)に興味があった。

時系列的に前後するかもしれないが、冨田勲がホルストの組曲「惑星」をシンセサイザーで演奏したアルバムを興味本位で親にせがんで買ってもらっていたのもこの頃だと思う。


冨田勲 TOMITA-Holst The Planets Mars 惑星 火星

「NEUE TANZ」を聞いてみて

YMO自身はここしばらくは新曲を出していないけれど、上述の「NEUE TANZ」を購入して久しぶりにYMOの音楽を真面目に聞いた。

近頃は何か他のことをしながら音楽を聞くことが多い。

歩きながら、車を運転しながら、掃除をしながら、料理をしながら、スマホをいじりながら…

そういった「ながら」をやめて音楽だけを聞いた。「真面目」というのはそういう意味である。

中学生の頃からもう何度も聞いている曲ばかりだったけど聞き飽きないし、むしろ聞くたびに何かしら発見があり新鮮さがある。

特に今回のリマスタリングはこれまで聞こえなかった音が粒立って聞こえるような気がする。(年々聞く環境が良くなっているからかもしれないが)

選曲したTOWA TEIもリマスタリングした砂原良徳も重度のYMOマニアらしく、その思いが伝わってきた。

今お薦めするなら

聞くときの気持ちとかで好きな曲は変わるのだが、「NEUE TANZ」を聞いてみてお薦めするなら「Simoon」かな。


Yellow Magic Orchestra - Simoon (1978)