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ハワイ旅日記 その6 ビショップ博物館に大満足

4日目

旅の目的 ビショップ博物館へ

この日は奥さんのフラのレッスンがないため1日フリーで行動することになっていた。

人生の半分くらいをフラやタヒチアン、チャモロ(グアムの踊り)とともに歩んできた奥さんは踊りだけでなく、フラの背景にある神話や歴史、文化に対しても強い関心を持っている。

また、もともと歴史好きだった僕も最近はそれに感化されオーストロネシア語族に興味を持つようになりました。

そういうわけで前々からハワイの歴史や文化の展示を行っているビショップ博物館へ行くことを楽しみにしていたのです。

旅は偶然の出会いに満ちている

とはいえビショップ博物館はワイキキ界隈からは外れたあたりにある。
歩きはとても無理、自転車でもキツい。タクシーは高いし帰り道に困る。
最適なのはバス(The Bus)なのだが、慣れていないのでわかりにくい。
どうするべと(主に奥さんが)考えていたところ、前日に晩ごはんをご一緒したバスの運転手さんをしているアユミさんが博物館を通る路線も担当していると聞き色々教えてもらった。

まさにセレンディピティ(思いがけない素敵な偶然)である。

  • 博物館に行く路線:ワイキキからSchool/Middle St.行きの2番バス(同じ2番でもルートが異なるものがあるので、必ずSchool行きに乗車のこと)
  • 降りるバス停:カパラマ、スクールの交差点
  • 所要時間:30〜40分
  • 一日乗車券:5.5ドル。バスで買えますがお釣りは出ないので注意。

期待していた以上の楽しさ

アユミさんの情報のおかげで問題なくバスに乗車、博物館最寄りのバス停で降り迷うことなく博物館に到着した。

途中、イオラニ宮殿、チャイナタウンを通った。 チャイナタウンは昼間から危ない雰囲気を醸し出していて興味深かったが今回は素通り。

以下、博物館の外観と展示品のごく一部です。

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モアイがお出迎え

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好天に恵まれました

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プラネタリウムも併設

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緑が豊かです

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歴史を感じさせます

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巨大なモアイ像(たまたまラパ・ヌイ(イースター島)の特別展示をしてました)

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初めて見るモアイの背中

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建物中央の吹き抜けに展示されている巨大なマッコウクジラ(骨格は本物)

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僕は苦手なポイを作る道具

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偉い人が羽織る鳥の羽根で作ったケープ 長さ1.8mくらいある

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偉い人が頭にかぶる鳥の羽根で作ったヘルメット

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昔の家 中は土間でした

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女神ペレの人形 あまり女神には見えない

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様々なタイプのイプ(ひょうたん)容れ物や楽器として使う

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樹皮を打ち伸ばして作るポリネシアンの伝統的な布カパ

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鼻で吹く笛

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立てて展示してあるケープ

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アウトリガーカヌーの模型

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タトゥーを彫る道具

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上記のケープやヘルメットは雀くらいの大きさの小鳥の羽で作られています

ハワイだけでなくポリネシア全体の文化、歴史がわかるようにとても工夫された展示がされており、夢中になって半日くらい見学してました。(お昼ご飯も博物館で食べた)

日本人ガイド(無料)さんにハワイ王朝の盛衰について色々教えてもらうこともでき、本当に満足お腹いっぱいでした。

フラのショーも

帰りは僕が道を間違えたためバス停を見つけるのにちょっと手まどったけれど、無事バスに乗ることができました。

ホノルルの街中に戻ってきたのはもう17時ごろ。
翌朝ホテルから空港までのタクシーを予約するためクレジットカードのラウンジへ。
このラウンジでは税、チップ込み35ドルの固定料金でタクシーを手配することができます。
特別お値打ちというわけではないけど、英語で電話する手間が省けるのとチップを考えなくてよいのでそれなりの価値はあると思います。

ラウンジを出てInternational Market Placeで無料で観れるフラショーを見物。

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最後の晩餐

カラカウア通りを歩いて行くと、歩行者天国になっていてなにやらお祭りみたいになっていた。

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ピントが手前のおじさんに合ってしまった

フードトラックでチキンとタコスを買ってホテルへ。

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恰幅の良いお姉さんが切り盛りするお店(食い物の写真はないです)

歩き回ってヘトヘトだったけど、ビールを飲みつつビショップ博物館で撮って来た写真を見ながらハワイでの最後の晩餐を楽しみました。