昨日の晩ごはん 11月25日 豚の脂は人を幸せにするなにかがある
奥さんが友人の結婚式で不在のため、がっつり豚肉を食べることにした。
ゆで豚との出会い
10年程前まで南武線の武蔵新城あたりに住んでいた。
武蔵新城は雑然とした街で駅周辺には居酒屋が多く、当時まだ独身だった僕にとっては快適な環境であった。また、先日のヴァナゴンの記事で紹介したN君も当時独身で武蔵新城に住んでいて、二人でよく飲みに行っていた。
飲みに行く店はいくつかあったが、そのうちのひとつオモニという韓国料理屋でゆで豚に出会った。
オモニはその名前の通り韓国人のおばちゃんが経営している。僕たちが行くのは大体10時過ぎだったが、ここの店は深夜営業をしているのでゆっくりできるのがよかった。
たくさんあるメニューの中での僕のお気に入りがゆで豚で、ゆでた豚のかたまり肉を薄く切ってコチュジャンをつけてキムチとともに食べる。豚の甘い脂とピリッと辛いコチュジャン、キムチが相まってとてもおいしかった。
ゆで豚を作る
というわけで、今回はゆで豚を作ってみた。参考にしたレシピ。
豚肉はバラ肉のかたまり。これを青ネギ、しょうが、にんにくとともに小一時間ゆでる。
その間に付け合せのもやしのナムルを作っておく。レシピは以前作った小松菜のナムルのレシピと同様。
30分くらいゆでていると鍋から食欲をそそるいい匂いがしてくる。空腹を抱えながら時間が過ぎゆくのを待つ。
小一時間が経過してもすぐに食べることはできない。火を止めて少し冷まし肉に味が染み込むのをまた待つ。
それを待つ間に今度はタレを作る。ゆでた鍋に入れていたにんにくを取りだしすりつぶして豆板醤、しょうゆ、酢、ごま油をいれて混ぜておく。
そうこうしているうちに30分経過。いい具合に冷めた豚肉を鍋から取りだし、6〜7mm くらいの厚さにスライスする。
付け合せを添えて出来上がり。
ゆで豚を食べる
前述したとおり、ゆで豚はタレをつけてキムチとともに食べる。今回はそれだけだと味が濃くなりそうなので、かいわれ大根もそえてみた。
単純に香味野菜とゆでただけなのに、それ以上においしい気がする。タレ、キムチとの相性もバッチリ。
ビールと共に一人で完食してしまった…。
豚が苦手、キムチが苦手という人以外は絶対に好きになる味なので、皆さんも一度試して欲しい。ヤミツキになること請け合いである。