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昨日の晩ごはん 11月26日 羊(肉)をめぐる冒険

日曜に結婚式に出席したものの披露宴でフラを踊るためにあんまり飲み食いできなかった奥さんよりラムが食べたいとの要望を受けたため、今回はラムステーキを作ることにした。

ラム肉はなぜ北海道以外で普及しないのか

スーパーの食肉売り場をイメージしていただきたい。

牛肉、豚肉、鶏肉。

ステーキ、すき焼き、しゃぶしゃぶ、焼き肉、とんかつ、生姜焼き、シチュー、唐揚げ、照り焼き、様々な用途のお肉たち。

皆さんのイメージにラム肉は出てきただろうか。

日本は狭いようで広いので、地域ごとに牛豚鶏以外の肉も扱っている。僕の知っている例では北海道の羊肉、熊本の馬肉、沖縄のヤギ肉などである。

中でも羊肉は北海道以外でももっと普及しても良いように思う。数年前にジンギスカンが流行って東京でも専門のに扱う飲食店もいくつもできたが、流行り物の悲しさでブームが去ったら軒並み潰れて姿を消してしまった。

あのブームはBSE(いわゆる狂牛病)が発生して牛肉を食べることに不安が広がった裏返しだったのだろうか。

羊肉とりわけマトン(成熟した羊)はかなり癖のある匂いがするので万人に受け入れられるとは思わないが、ラム(子羊)は匂いも少なく低脂肪で多くの人に受け入れられるように思うのだが。

ラムステーキ

ウチの近所のスーパーはレギュラーとしてジンギスカンやラムチョップ用のラム肉を扱っている。

最初はラムチョップにしようかと思って食肉売り場を訪れたところ、たまたまラムステーキ肉2パックで980円というセールをしておりラムチョップより安かった。

これ幸いとラムチョップからラムステーキへ方針を変更した。

ステーキなんて焼くだけとは思わず、一応レシピを確認。参考になるレシピを見つけたのでそれにそって作ってみることにした。

肉は室温に戻して、ハーブソルト、こしょう、オリーブオイル、おろしにんにくを揉み込んで放置。

奥さんの帰宅を待って、焼きにかかる。奥さんはウエルダンが好きなので片面3分くらいづつ焼く。僕はレア好きなので片面2分弱。

出来上がりはこうなる。

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レアの断面はこんな感じ。

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うまそう、である。

レシピにあるソースは味が強そうなので今回はパス。揉み込んだ調味料だけで十分においしかった。

やっぱりラムは良い。

サラダ2種

メインがもろに肉々しいのでサラダを2つ用意した。

いつもの豆サラダ。

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ベビーリーフ、クレソン、かいわれ大根、さけるチーズにバルサミコ酢ベースの自家製ドレッシングをかけたグリーンサラダ。

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調べてみるとラムはもともと輸入関税がない商品とのことで、TPPが発行しても特別安くはならないみたいだ。関税で守られていないので国内で生産する農家も少ないらしい。

何か普及の起爆剤になるようなことはないだろうか。