昨日の晩ごはん 11月24日 淋しさの底ぬけて降るみぞれかな(丈草)
5月に父がなくなったため、今年は年賀状ではなく喪中はがきを出さなくてはならない。
今は印刷、宛名書き、投函までワンストップでやってくれるサービスがいくつもあり、僕もそのひとつを利用して喪中はがきを出した。
ウィキペディアによると「元々は明治・大正期に皇室の大喪に対し年賀欠礼を行っていた習慣が、昭和期に年賀状の普及に伴い、一般家庭の喪中でも年賀欠礼の挨拶状を出すように風習として定着」したものらしい。旧郵政省の陰謀だろうか。
個人的に来年は明るい年にしたいものである。
みぞれ鍋
残っている大根を使って鍋ものを作ろうと思いたち、鍋の具材の上に大量の大根おろしを載っけるメニューを思い出した。
なんとなくの記憶で「おぼろ鍋」で検索していた。でも、「おぼろ豆腐」ばかり検索結果として出てくる。よく考えたら、「おぼろ」ではなく「みぞれ」だった。大量の大根おろしがまるでみそれのように見えるのでその名前がついたのに。なぜ「おぼろ」に脳内変換されていたのだろう。
今回は手っ取り早く鍋のスープの素「鶏だし生姜鍋つゆ」を使った。ただ、つゆを味見したら生姜の風味が大したことなかったので生姜をたっぷり増量してみた。
具材は以下の通り。
- 鶏団子
- ネギ
- 白菜
- しいたけ
- しめじ
- 水菜
- 豆腐
- 油揚げ
スーパーに買い物に行く時点までは鶏団子も一から作ろうと思ったのだが、出来合いのものが売っていたので、つい面倒になり買ってしまった。
つゆも鶏団子もあるので、あとは野菜を切るだけ。そして火を通すだけ。出来上がりはこんな感じである。
お椀に盛り付けるとこういう感じ。
野菜を入れる前は生姜大量投入により辛かったが野菜のだしが出てうまく調和がとれた。
結果オーライである。
シメまで行きつけなかったので、翌日(つまり今日)の昼にきしめんでシメた。名古屋生まれだからか鍋のシメ(特にあっさりスープ)はうどんよりきしめんの方が好きだ。平べったいのでスープが絡むのだろうか。
鯛の刺し身
鍋だけだとちょっとさみしいので、鯛の刺身の小さなパックを買ってきた。一応、皿にもるとそれなりの雰囲気が出る。食べ物に雰囲気は大事である。
これからますます寒くなるし、作るのが簡単で野菜がいっぱい取れる鍋は最高のメニューだ。
ちなみに、あの三冠王 落合博満氏は夏場に食が細くなると鍋ものを食べて体力を維持していたらしい。お相撲さんも主食は鍋だし、やっぱり鍋だね。