GAFAと僕の暮らし グーグル Don’t be evil
この1,2年くらいアメリカの巨大IT企業4社をひっくるめてGAFA(ガーファ)と呼ぶことが多くなり、ネットやテレビ、新聞、雑誌などでよく見かけるようになりました。
もともとは出版業界にとっての驚異となる企業ということで2012年ごろから使われていたらしいです。
一応、GAFAがどこの会社を指し示すのか記しておきます。
- G=Google(グーグル)
- A=Apple(アップル)
- F=Facebook(フェースブック)
- A=Amazon(アマゾン)
他にもMicrosoftやNetflixを足したりした、GAFMA(ガフマ)とかFANG(ファング)とかあるようです。
Netflixは加入していないですし、会社員時代と違ってMicrosoftのプロダクトを毎日使うということもなくなりました。
僕の今の暮らしに密接に関わっているという切り口でGAFAの話をします。
今回はグーグルです。
(グーグルは正しくはアルファベットという会社名なのですが、正直あんまり馴染みがないのでグーグルで通します。)
実は一番使っている検索サービス
「あれ、なんて名前だっけ?」、「あれなんて映画だっけ?」など「あれ」が増えだす40、50代ですが、そんなときついついスマホで検索してませんか?
ご存知の通り、そのとき使っているのはグーグル検索です。 「いや、自分はヤフーの検索を使っている」という方もいらっしゃるかもしれませんが、ヤフーも検索エンジン自体は裏でグーグルを使っています。
画期的だったGmail
もう20年くらいグーグルのサービスを使っていますが、検索の次に使ったのはGmailでした。
Gmailが一般的になる前はプロバイダ(ネット接続業者)やキャリア(携帯電話会社などの通信会社)が用意するメールシステムを使っていて容量制限がありました。
Gmailはその容量制限をほぼ無限といえる数値に設定し、しかも無料でした。そのかわり広告が表示されていました。その広告でグーグルは儲けていたんですね。
僕が使っているグーグルのサービス
上記の検索やGmailの他にも以下のようなサービスを日常的に使っています。
- マップ:これなしでは知らない土地は歩けません。
- フォト:クラウド(グーグルのでっかいコンピュータ群)上に写真をほぼ無限に保存できます。スマホの写真が増えすぎて容量を圧迫している場合には大いに助かるサービスです。スマホアプリで写真の加工もできます。
- YouTube:説明不要な世界一の動画サービスです。これもグーグルなんですね。
- Chrome:ウェブブラウザです。僕はアップルのサファリと併用しています。ウェブデザイナーなど業界内では人気が高いブラウザです。
- 日本語入力:僕のパソコンはアップル製品なのですが日本語入力ソフトはグーグルのものを使っています。アップル純正のものより使いやすい気がしています。
- アドセンス:このブログの上と下に載っている広告がグーグルアドセンスです。文章の内容や見ている人の検索履歴などから最適な(グーグルとして)広告を表示させます。クリックしたり移動した先で何かを買ったりするとブログを書いている人の収入になります。
あと間接的にですがテレビのニュースなどで衛星写真が使用されるときはほとんどグーグルのサービスを使っていますね。
使っていないけど気になるサービス
- 翻訳:写真で取り込んだ外国語の文章を日本語に翻訳してくれるそうです。音声入力も可能なので通訳ソフトみたいな使い方もできるらしい。
- アンドロイド&Pixel:グーグルのスマホOSとスマホ。日本以外の国ではトップシェア。昔からiPhoneしか使ったことがないのでアンドロイドはいつか使ってみたい。でもスマホ2台持ちとかはする気も金もありません。
大きくなりすぎたグーグル Don’t be evil は守れるか
GAFA各社ともに超巨大企業で世界中のネット利用者の個人情報を握っているのですが、特にグーグルはその中でももっとも多くの情報を持っています。
EUではそういった状況からグーグルはじめGAFA各社になんらかの規制を行うことが検討されています。
グーグルのスローガンは「Don’t be evil(邪悪になるな)」だったのですが、今は変わってしまったようです。
すでに邪悪になってしまったのでしょうか。
次回、気が向いたらアップル編をお送りします。気長にお待ち下さい。
あぁ、ちなみにグーグルの元副社長によると週130時間働くような会社らしいですよ。